テレビから動画サイトへ移る人々の関心について

かつては「視聴率男」と騒がれた某有名アイドルを映そうと、昔から大みそかをずっと賑やかにしてきた超大型歌番組を行おうと、近年、人々……特に若者達のテレビ離れが加速して止まりません。その原因についてはただ単純に世間の流行の移り変わりであるだとか、あるいは番組自体の質の低下であるだとか様ざまな意見が飛び交っているが、私はその最も大きな理由は、恐らく動画サイトの台頭ではないかと考えています。 テレビ番組から動画サイトへの人気の移り変わりは、すなわち、「暇つぶし」の移り変わりとも呼べるでしょう。では何故、人々は「暇つぶし」の対象をテレビから動画サイトへと変えたのでしょう。以下、その理由を簡単にまとめてみました。
テレビと動画サイトの大きな違いは二つあり、一つ目は「自由度」、二つ目は「参加度」です。テレビとは良くも悪くも製作者側と視聴者側が大きく分かれるもので、また見たい番組を選ぶにあっても、時間や曜日などに制限されてしまうのです。
一方動画サイトは、一度アップされた動画なら(投稿者や権利者が削除しない限りは)いくらでも過去に遡って見られる高い自由性と、テレビでは絶対にできない、誰もが製作者側へ回れるという圧倒的な身近さを持っています。
以上のことから、仕事の幅や交友関係の多様さなど、個々が重要視される現代では、容易に人々のライフワークや個性の表現と付き合いやすい動画サイトへ人気が集まるのはいたって自然であると言えるでしょう。